現在、関西のFM COCOLOを中心に、DJや翻訳家などさまざまな領域で活躍する野村雅夫さん。この連載は、野村さんのラジオというメディアでDJをすることの醍醐味や、ラジオで出会ったアーティストとのエピソードを披露してもらう。今回は 夏帆と妻夫木聡主演で2月21日から公開の映画『Red』の三島有紀子監督。
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今回番組にお迎えしたのは、映画監督の三島有紀子さん。2月21日(金)に『Red』が公開となる。直木賞作家、島本理生の同名小説を映画化したもの。原作とは違う、オリジナルの結末も話題となっている。
誰もがうらやむ夫、そしてかわいい娘。はたから見れば「何も問題のない生活」を送っていたはずの塔子。10年ぶりに、かつて愛した男、鞍田に再開する。彼は行き場のなかった塔子の気持ちを少しずつゆっくりとほどいていくのだが、鞍田には秘密があった。現在と過去が交錯しながら向かう先には、誰も想像しなかった塔子の決断が……
主人公の塔子を演じるのは、夏帆。その塔子が学生時代にアルバイトをしていた設計事務所の社長である鞍田には、妻夫木聡が扮する。鞍田と同じ設計事務所で営業を担当している小鷹役で柄本佑、塔子の夫・真役で間宮祥太朗が参加するほか、浅野和之、余貴美子などが脇を固める。
僕が三島監督とお会いするのは、今回が初めて。僕も彼女もかつては8mmフィルムで自主映画を撮っていたという共通点があって、収録スタジオはマイクテストの段階から、そんな話で盛り上がった。
――いや~、8mmは懐かしいなぁ。あれ、失敗は許されないんですよね… 編集も。
許されないですね。ラッシュ観るまでわからないですし… 撮れているかどうかも。
――やっぱり繋ぎ直そうと持ったら、1コマは少なくとも消さないと。落とさないとダメじゃないですか。
はい。そうですね。しかも編集で1回切ってしまうと、どこに行ったかわからなる事件というのがよく起こって……
――ちっちゃいからもう……どこか貼り付けとくにもね……
雨戸閉めて、部屋中にぶら下げていましたよ。
――いやー、わかる!
まさかここで8mmの話ができるとはすごく嬉しいなぁ。マイクテストの間に、ほんと!
――えらいこっちゃ。
懐かしい8mm。ほんとに2トラックしかないからね!
――ないですね。音がまた本当大変なんだ、あれは。
本当に苦労しましたね。
――で、アフレコもね… まだ現場のダイレクト録音ってできました?
できないですね。全部アフレコです。
――ですよね。全部アフレコなんですよ。
しかも、ミックスダウンとかができる機材がなかったんで……
――直にフィルムに落として打ち込んでいくから……あっ、ずれたとか……それもアウトなんですよね。
そうそう、そうなんです。
――すごい緊張感のあった記憶が……
ほとんど生放送に近い感じですよね、あれは。
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February 22, 2020 at 08:30AM
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