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野村幸子さんが描いたユーモアのある絵手紙が並ぶ会場＝金沢市寺地の北陸銀行金沢南中央支店で |
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趣味の絵手紙を二十年間、描き続けてきた野村幸子（さちこ）さん（７５）＝金沢市伏見台＝の作品を集めた「心あったか絵手紙展」（北陸中日新聞後援）が、同市寺地の北陸銀行金沢南中央支店で開かれている。家族や友人に宛てた約百十枚が並ぶ。三十一日まで。
一日一枚を目標に、夫や息子、孫、友人に宛てて描いてきた野村さん。「自分の思いをおどけて描いている。くすっと笑ってもらえれば」と話す。
過去二年間に描いた四季折々の作品を展示。丸々と太ったナスの絵には「丸くてごめんナスって」、紙風船には「ゆめふくらまそ」と書き添えた。ひょっとこの面に「笑って」と一言だけ書いた一枚もある。
糖尿病が心配な夫には、チョコレートの絵。「チョコは一日三ケまで」と愛情を込めて注意した。
「相手を思って描く時間は心が静かになる。メールの時代だけど、絵手紙であったかい心を伝えたい」。野村さんはそう話し、ほほ笑んだ。
午前九時〜午後三時。土日祝日は休み。（戎野文菜）
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March 23, 2020 at 08:38AM
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20年 趣味の絵手紙描く 伏見台の野村さん作品展 - 中日新聞
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