アップルがWWDC20で発表したiOS 14およびiPadOS 14、そしてmacOS Big Surでは、画像解析フレームワーク「Vision」が更新され、人の身体や手のポーズを検出できる機能が追加されたことが明らかとなりました。
新たなVisionフレームワークは、人々のポーズや動きおよびジェスチャーを分析し、アプリに様々な機能の実装を可能にするもの。
アップルはユーザーのエクササイズを自動追跡できるフィットネスアプリ、正しい人間工学に基づいた従業員向け安全トレーニングアプリ、似たポーズに基づいて写真やビデオを見つけるメディア編集アプリなど、いくつかの応用例を紹介しています。
特に注目すべきは、アプリとの新たなインタラクティブ体験をもたらす可能性を持った「手のポーズ検出」です。アップル公式デモでは、親指と人差し指の先を合わせて、ディスプレイに指を触れることなくお絵かきしている例が示されています。
さらにピースサインやVサインなど特定のジェスチャを検出し、それに合わせた絵文字やグラフィックを重ね合わせる芸当も披露されています。
別の実装例としては、ユーザーが空中で特定の手のジェスチャーを行っていると検出すると、写真を自動撮影するカメラアプリも紹介されています。また、複数の手の検出においても、ジェットコースターでそろってバンザイしている子供たちの複数の手が検出できている模様です。
とはいえ、手袋を着用している、逆さまに見える、あるいはゆったりとしたローブのような服を着ている場合や、人体が画面の端に近い場合や部分的に障害物に隠れている場合は、アルゴリズムが上手く動作しない可能性もあるとのことです。
同様の機能(モーションキャプチャー等)はARkitでもすでに利用可能ですが、それはARアプリのみに限られ、特定の(必須要件を満たした背面カメラを備えた)iPhoneやiPadモデルだけで動作することから、汎用性という面では限りがありました。
それに対してVisionフレームワークは制約が緩く、多くのiPhoneやiPad、そしてMacで使用できるため潜在的なユーザー人口も大きくなります。将来的には「iPadの前で踊るダンスゲーム」や「ジェスチャーで呪文を発動するアクションゲーム」など、多くの可能性を秘めていそうです。
Source:Apple
Via:MacRumors
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June 25, 2020 at 05:06PM
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