福岡県大牟田市の夏の最大イベント「大蛇山まつり」が新型コロナウイルスの影響で来夏へ延期となったことから、同市不知火町のカフェ「ROOTH(ルース)2-3-3」は12日、勇壮な大蛇の姿をチョークで描くライブイベントを開く。同店は「今年も大蛇山の灯をともし続けたい」との思いを込めて企画した。
九州を中心に活動するチョークアーティスト田島奈保さんが午前10時から約8時間かけて、ギャラリースペース(高さ4メートル、幅約8・5メートル)中央に掲げた1・8メートル四方の黒板に描き上げていく。大蛇山まつりをテーマにした写真や、公募したオリジナルドーナツのデザイン画なども併せて展示。「大蛇山ドーナツ」(700円)も販売する。
炭鉱関連施設の煙突に使われていたれんがを再利用した米蔵を改装し、2018年に開店したルースは、これまでも地域の魅力を発信するさまざまなイベントを開催している。同店はスペースを大蛇山関連で埋めることで「市民には大蛇山を違う形で楽しんでもらい、地元以外のお客には本物の大蛇山まつりのPRにつなげたい」としている。
営業は午前10時~午後7時。水曜定休。(吉田賢治)
※イベントの開催 ご確認を 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、イベントは中止・延期される場合があります。お出掛けの際は電話やネットでご確認ください。また、国や自治体の要請に従ってください。
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July 02, 2020 at 12:22PM
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チョークで描く大蛇山 12日、大牟田でイベント - 西日本新聞
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