「パラサイト 半地下の家族」監督のポン・ジュノが製作総指揮を務める、ドラマ版「スノーピアサー」が面白い。舞台は新たな氷河期に突入にした地球。唯一生き残る方法は列車「スノーピアサー」に乗車すること。富裕層と貧困層に分けられた車内ではさまざまな問題が発生……。ノアの箱舟「スノーピアサー」の行き着く先は?ネトフリ大好きライターが紹介します。
雪と氷に覆われた世界を走る箱舟列車「スノーピアサー」
「パラサイト 半地下の家族」で韓国の階級社会の闇を描き、第92回アカデミー賞をさらったポン・ジュノ監督。その初の英語作品「スノーピアサー」(2013年)が、本人制作総指揮のもと、ドラマシリーズとして蘇った。 地球温暖化が進み、世界は生物の危機を迎えていた。科学者たちは冷却化を試みるが、失敗。地球は逆に凍結され、人間の住めない環境に。これを予見していた富豪ウィルフォードは、永久機関によって動き続ける列車「スノーピアサー」を開発、地球が凍りつく寸前に富裕層を乗せて脱出を試みる。1001両から成る長大な箱舟は、発車直前に突入した一部の一般人らと共に、雪と氷に覆われた世界を延々と周回する旅に出る。 本作の舞台は、それから7年後の世界。スノーピアサーは、ウィルフォードの統制の元、厳格に管理されていた。前方車両には富裕層と列車を維持する労働者階級が住み、許可なく発車直前に乗り込んだ者たちは最後尾車両に押し込まれ、暴力による抑圧と、貧しい生活を強いられていた。 世界に残された人類はスノーピアサーの乗客のみ。外に出たら凍って死ぬ。列車はノンストップで走り続ける。動く密室こと箱舟スノーピアサーは、あらゆるものが凍てつく世界において、人間の、生のすべてなのだ。 乗客の食物となる動物や植物の育成も、専用の車両で徹底した管理のもと行われる。学校から病院、刑務所から軍隊に至るまで、人間が従来通りの社会生活を継続させるための機能もすべて列車内にパッケージングされている。 しかし、この箱庭的に再現された社会は、一部の人間たちのためのもの。その恩恵に預かれない、虐げられた者たちの怒りは、彼らを革命へと駆り立てていくーー。
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July 06, 2020 at 05:04AM
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「パラサイト」ポン・ジュノ監督が描く格差と分断の物語。Netflix「スノーピアサー」を見るべき理由(telling,) - Yahoo!ニュース
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