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千葉雄大、念願の初ミュージカル 「ポーの一族」で美少年、アラン役 - サンケイスポーツ

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魅惑の美少年“千葉アラン”の新ビジュアル。初ミュージカルで新境地を開拓する

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 俳優、千葉雄大(31)が来年1月に大阪・梅田芸術劇場で開幕する「ポーの一族」(同2月、東京国際フォーラム)でミュージカルデビューすることが15日、分かった。元宝塚歌劇団花組トップスターで女優、明日海りお(35)演じる主人公、エドガーとともに時空を超えた永遠の旅を続ける美少年、アラン役。「以前から挑戦してみたかった歌やダンスなど、早速今から本番に向けて準備をしています」と熱演を誓った。

 シリアスからコメディーまで幅広い演技を見せる千葉が、ミュージカルで新境地を開拓する。

 「ポーの一族」は漫画家、萩尾望都の同名人気漫画が原作。バンパネラ(吸血鬼)となって永遠の時を生きる運命を背負う主人公、エドガーを描く。千葉は、エドガーにより、バンパネラ一族に加えられた孤独な美少年のアラン役。童顔で“美少年”のような容姿で知られる千葉だけに、まさにはまり役だ。

 千葉は2010年にテレビ朝日系「天装戦隊ゴセイジャー」の主演で俳優デビューし、11年には「タンブリングVol.2」で初舞台。翌12年にはNHK大河ドラマ「平清盛」で高倉天皇役を演じ、高貴な雰囲気を醸し出した。

 近年ではNHK「いいね!光源氏くん」で現代に現れた平安貴族・光源氏を演じ話題に。唯一無二の個性を武器にバラエティーなどジャンルを問わず活躍中だ。

 念願のミュージカル初挑戦で、宝塚歌劇団演出家の小池修一郎氏と初タッグを組む千葉は「素晴らしい機会をいただき光栄です」と感謝。同作初の男性キャストで、少女漫画さながらの魅惑のビジュアルを披露し「少年性とミステリアスなイメージ、少しヤンチャな部分を意識して臨んだところ、小池先生から撮影中に『スーパーボーイだね』と声を掛けていただきました」と楽しそうに振り返った。

 明日海とは初共演で、「何でもできるすごい方とご一緒しますので、自分なりの表現で頑張ってついていきたい」と、歌やダンスのレッスンを開始。「人に何かを伝えるという本質的な部分は映像やテレビドラマなど他のジャンルでも同じこと」と自然体で“初もの尽くし”に臨む。

★18年には宝塚でも

 今作は、明日海が宝塚歌劇団在団中の2018年に初演されて大きな話題を呼んだ作品の再演。明日海にとっては退団後初舞台。脚本・演出は初演同様、日本のミュージカル界を牽引する歌劇団の演出家、小池修一郎氏が務める。宝塚の演目から一転、男女交えたキャストとなる作品に、小池氏は「この未知の舞台に、ミュージカル初登場の千葉雄大が、アラン役で名乗りを上げてくれました。勇気ある2人のコンビネーションに全てを懸けます」と誓っている。

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