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■「コロナとしっかり向き合わなくては」人々の心情をしっかり描く
物語は今から半年前。「コロナパニック」を経て新しくスタートした日常を舞台に、恋愛をさぼってきた“おひとり様”の主人公が、オンラインで知り合った相手にSNSで恋をする物語である。リモート飲み会やマスクでの会話が続くなど、コロナ禍の物語をリアルに描いている。同作の櫨山裕子プロデューサーは、緊急事態宣言下の4月時点の思いを明かす。
「ドラマ撮影がすべてストップし、その後も制作を続けられるかわからない状況でした。そこで思ったのは、コロナという事態をなかったことにすることはできない、ということ。ドラマはその時代を写す鏡であり、コロナという事態が、今を生きる人たちにどういう気持ちを生んだのかを描くべきではないかと思ったんです」
もちろん、先の見えない不安なコロナ禍の生活を忘れて楽しめる娯楽性のある作品へのニーズも多いはずだ。不安な毎日が続くリアルな生活をあえて描くことは、今の視聴者に受け入れられるのだろうか。
「その危惧はもちろんあります。不自由で生きにくい現実を、ドラマでまでも観たくないという視聴者もいるでしょう。けれど、こんな事態のなかでも、人々は前向きな気持ちに向かうことができる。そんな思いを伝えたいというのが本質論です。結果が良いか悪いかはわかりませんが、テレビマンとして一回、コロナとしっかり向き合わなくてはいけないと思っています」
■マスクのまま「目で感情を伝える」、問われる役者の演技力
本作の第1話は、緊急事態宣言下の4月が舞台。第2話からは、10月のウィズコロナのご時世に移る。その撮影において、マスクをした俳優たちは、表情ではなく、目だけで感情を伝えなければならないなど、平時とは異なる演技力が求められたようだ。また制作サイドも、表情全体を見せたいときは、食事シーンに切り替えるなどの設定が必要になったという。
「視聴者に違和感を持たれないことが第一です。コロナを踏まえた見え方になっているかは、とても意識しました。マスクをした芝居は、やはり役者さんの技量が問われます。ただ、印象としては、マスク生活が普通になっているからか、そのときの感情の目の部分だけの表現のほうが自然に伝わってくることもあります。いろんな工夫とアイデアで、今は乗り越えていますね」
リアルな物語を描いて視聴者の心情に寄り添いながらも、エンタテインメントとしてのフィクションをどう見せていくのか。そんな絶妙なバランスも求められるだろう。
「コロナ禍で1人ぼっちになった主人公が、自分を受け止めてくれる相手がいることに救われる。そんな感情や感覚はリアルです。一方、それをどれだけ楽しく見せられるかの仕掛けがファンタジーです。ドラマの根っこにあるのは、人間のオーソドックスな関係値や感情ですから、それをどう料理して見せるのかという“描き方”を意識しますね」
本作の主人公は、恋愛をさぼってきた独身で恋人もいない産業医。コロナ禍の1人の生活から、家族や恋人など誰かを求めるようになる。その人とのつながりを求めた結果が恋愛になり、彼女の気持ちを動かし、人生が新たな方向へ動き出していく。
「こんな時代だけど、人を好きになることの素晴らしさをポジティブに感じてほしい。コロナによって失ったこともたくさんあるけれど、一方で、新たに気づいたこともあると思ってもらえたら、このドラマは成功です」
テレビマンとしての使命感に燃えた本作。ここに込められたメッセージを、視聴者はどのように受け止めるのか。時代に寄り添うドラマの役割が、今改めて問われているようだ。
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October 14, 2020 at 06:40AM
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