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アディダスが描く これからの「スーパースター」(朝日新聞デジタル&[アンド]) - Yahoo!ニュース

【&M】ファッション

2020年、アディダスを代表する定番モデルであり、世界で最も有名なスニーカーのひとつ「スーパースター」が50周年を迎えた。 【フォトギャラリー】アディダスが描く これからの「スーパースター」 第2回ではバスケットボールシューズとして誕生した「スーパースター」がヒップホップの象徴となっていくまでの過程を振り返った。しかし「スーパースター」は、必ずしもヒップホップのファンのみに愛されてきたスニーカーではない。しめくくりとなる第3回では、90年代以降のストリートにおいて、より幅広い層に愛されるようになった「スーパースター」に焦点を当てていこう。

スーパースターでトリックをメイクした「90S スケートボーダー」

シェルトゥが、バスケットボール選手だけでなく、B-BOYのつま先もしっかりと守っていたことは第1回と2回で前述した。 さらに80年代末から90年代にかけては、スケートボーダーがスーパースターを愛用するようになる。紙やすり状のテープを貼ったデッキ(板)をつま先で擦り上げてコントロールするスケートボードには、耐久性とグリップ力の高いシェルトゥがうってつけだったからだ。 また「B-BOYやラッパーが履いているクールなスニーカー」というイメージがスケーターからのスーパースター人気を後押ししていたことは説明不要だろう。 黒×白(黒ソール)モデルを通称「パンダ」として流行させたドレイク・ジョーンズのほか、ジョーイ・バスト、カリーム・キャンベル、リチャード・アンジェリデスをはじめとする有名スケーターたちは、こぞってスーパースターやプロモデルでスケートボードを楽しんでいた。さらに当時強い影響力を持っていたスケートボード専門誌やスケートボードブランドが手がけるビデオを通じて、有名スケーターの足元をみた若者たちにスーパースターは普及していく。 アディダスによる流通網の整備やシューズの低価格化も普及の要因となった。少し前まで手に入れることが難しかったスーパースターも、90年代に入るとスポーツ用品店で簡単に購入出来るようになった。また安価なレザーを使いつつ、ストリート映えするボリューム感のあるシルエットを実現した廉価モデル「スーパースター2」が登場したことも大きかった。スニーカーの消耗が激しく、しかしトリックの成功率をキープするために、異なるモデルに履き替えたくないスケーターたちの「いつでも、同じものを、できれば低価格で」というニーズにもフィットした。 「アディダスとスケートボード・カルチャーの距離が急速に近づいたのが90年代です。ファッションアイコンとしても知られるドレイク・ジョーンズやアーティストとしても高い評価を集めているマーク・ゴンザレスらスケーターは、好んでスーパースターを履いていました。また当時、発売された『スーパースター2』もスケーターに人気でした。消耗品として使いやすい価格はもちろん、オリジナルモデルよりもタンが厚めだったためスケートがしやすいという声もあったようです」(アディダス ジャパンOriginals Brand Communications担当 古谷佳祐さん)

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October 09, 2020 at 05:02AM
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