レペゼン地球、初の単独ドーム公演発表 DJ社長「解散はガチです」
レペゼン地球は4日に更新した動画にて12月26日に地元である福岡県の福岡PayPayドームにて、初の単独ドーム公演を行うことを発表し、これまでドーム公演を目標としてきたことから、公演を最後に解散することを報告し、Twitterで「レペゼン解散」がすぐにトレンド入りするほど、ネット上に衝撃が走った。ドッキリなのでは?と解散を疑うコメントも多くみられた。DJ社長は5日、モデルプレスの取材に対し「メンバーを募り、グループを結成した時から、いつか必ずドームに立つという目標をかかげました。そして、ドーム公演をした日に解散するってかっこよくない?という話をしていました。なので、当然メンバーも解散は納得し理解しています。昨年9月にメットライフドームで初の単独公演を予定していましたが、直前の炎上騒動で中止になってしまいました。本当はその時に解散する予定だったんですよ。
そして、「あらためて言うと、僕らの地元の福岡の地で福岡ドームでライブをやって、僕らの活動はこれで最後になります。Youtubeに僕らが動画をアップするのも今日の動画で最後です。動画では僕自身の言葉で語っています。
解散を発表してから、いろんな人から連絡が来て、どうせ解散した後にグループ名をレペゼン地球からレペゼン宇宙に改名するとかドッキリ企画なんじゃないですか?などと言われましたが、今回はガチです。ドッキリとかではなく、ドームが最後のステージになります。コロナ影響で今回はドームの動員数を半分に制限した形でのライブとなってしまい本当に残念ですが、最後の雄姿を見に来て欲しいですね」と真剣にその真意を語った。
俺は6年前の22歳の時に、いつかドームに立つという夢を見たから、やりたくない事も一生懸命いっぱいして、金が無い時も飯すら食えない、1日1食おにぎり1個だったり、日本中からバカにされた日も俺は幸せだった。それは好きな事で生きてきたからだと思う。
いま、俺はまた新しい夢を見とんのよ。ドームに立つことがちっぽけに見えるぐらいめちゃめちゃデカい夢をまた見とんのよ。俺はその夢に向かってこれからの人生、やりたくない事もいっぱい一生懸命頑張りたいと思う。それが俺にとって最高の幸せと思うけん。その夢が何なのかっていうのはあえて今日は言わんとく。ドームに来てくれた人に直接伝えられたらと思ってます。これが最後の動画になるけん、許してください。レペゼン地球、この5年間本当にありがとうございました。最高に楽しかったです」とファンに向けて熱くメッセージを送った。夢に向かって駆け抜けてきたDJ社長らしい全力の姿だった。
ドン底時代から登り詰めたレペゼン地球、人気絶頂での解散
浮世離れしたスタイルや動画で話題に事欠かなかった彼らが1番若者の心を掴んだのは彼らの“メッセージ性”だった。
発表している楽曲のほとんどが盛り上がれるパーティーチューンだが、特に一線を画すのが『LifeSong』『Earth』『お前へ』『轍』『-0-TOKYO』らのメッセージチューン。その真面目で真っ直ぐな熱いメッセージ性は他の曲とのギャップが強く、よりファンの心を鷲掴みにしてきた。
さらに、レペゼン地球の発起人であるDJ社長が投稿した動画「【好きなことで、生きていく】『レペゼン地球-DJ社長-』」に心を打たれた人も多い。DJ社長自身の経歴や、借金が6000万円あったこと、5人が集まった経緯、レペゼン地球として活動し始めた頃はクラブのソファやラブホの駐車場で寝ることがあったなど、ドン底時代を振り返った。
福岡から東京での成り上がりに熱く燃える野心と派手な見た目からは想像がつかないほど心に刺さる名言が、多くの若者たちの心を揺さぶった。2018年の11月の幕張メッセホールでの単独公演は15000人の観客動員でチケットは即完。驚異的な動員力は業界でも大きな話題となった。まさに人気絶頂期での解散。最後のステージに注目が集まる中、彼らの今後の活動からも目が離せない。(modelpress編集部)
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