第1回大会で秋田中が決勝で涙をのんでから107年。夏10度目の挑戦で東北勢の辛苦が実を結び、優勝旗が“白河の関”を越えることになった。
ここ10年で6県全てが8強入りを経験するなど着実に力をつけてきた。宮城県では技術講習会で大学、社会人選手から指導を受け、秋田県では高校野球強化プロジェクトとして第一線で活躍した指導者を招き、質の高い野球を追求。東北地区高校野球連盟の木村保理事長は「各県の強化策は効果があると思うし、生かされている」と話す。
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