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補欠選挙で初当選 衆院議員4人が初登院 - nhk.or.jp

先の補欠選挙で初当選した、自民党と日本維新の会の4人の衆議院議員が26日初登院しました。

初登院したのは、今月23日に投票が行われた衆参5つの補欠選挙で初当選した議員のうち4人の衆議院議員で、千葉5区選出の自民党の英利アルフィヤ氏、和歌山1区選出の日本維新の会の林佑美氏、山口2区選出の自民党の岸信千世氏、山口4区選出の自民党の吉田真次氏です。

4人は、26日午前から午後にかけて、それぞれ国会議事堂に入り、入り口にある議員の出欠を示すボードで自分の名前のボタンを押したあと、職員から胸に議員バッジをつけてもらいました。

4人は26日、党の幹部らを回ってあいさつなどを行い、27日の衆議院本会議に出席して、細田議長から紹介される見通しです。

千葉5区 英利アルフィヤ氏「信頼できる政治を進めることに注力」

英利アルフィヤ氏は、記者団に対し「非常に身が引き締まる思いだ。選挙で強く訴えてきた経済政策や社会保障、そして自分の専門である外交・安全保障にも力を入れたい」と述べました。

また、衆議院千葉5区の補欠選挙は、自民党の前の議員が「政治とカネ」をめぐる問題で辞職したことに伴って行われたことについて「同じ自民党から立候補した者として、私自身も真摯(しんし)にその問題を受け止めなければならず、自民党の中からクリーンな政治や信頼できる政治を進めることに注力していきたい」と述べました。

和歌山1区 林佑美氏「初心を忘れず子育て支援の充実を」

林佑美氏は、記者団に対し「やっとスタートラインに立ち、身が引き締まる思いだ。当選証書をいただいたときは、まだ夢の中にいるようだったが実際に議員バッジをつけて登院のボタンを押すと、責任を感じた。初心を忘れず、女性や母親の目線から、子育て支援の充実に向けて、皆さんの期待に沿えるよう頑張っていきたい」と述べました。

山口2区 岸信千世氏「目の前に与えられた課題に全力で取り組む」

岸信千世氏は、記者団に対し「大変身が引き締まる思いだ。父や伯父の安倍元総理大臣が大事にしていた国の安全保障や地域の皆さんの暮らしに寄り添った政策など、まずは目の前に与えられた課題を全力で取り組んでいきたい」と述べました。

そのうえで、山口県では衆議院選挙の「10増10減」に伴い、選挙区が1つ減ることを踏まえ、次の選挙でも小選挙区での立候補を目指すか問われると「先のことなので、まずは信託をいただいた皆さんの声を国に届けたい」と述べました。

山口4区 吉田真次氏「安倍元首相の無念を晴らし 志を引き継ぐ」

吉田真次氏は、記者団に対し「身の引き締まる思いだ。志半ばで命を奪われた安倍元総理大臣の無念を晴らし、志を引き継いで憲法改正や拉致問題の解決を実現できるように頑張りたい」と述べました。

そのうえで、山口県では衆議院選挙の「10増10減」に伴い、選挙区が1つ減ることを踏まえ、次の選挙でも小選挙区での立候補を目指すか問われたのに対し「有権者や国民のためにこれから力を尽くすことがまず第一であり、先のことについてお答えすることは難しい」と述べました。

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