伝統芸能の播州歌舞伎を継承する多可町播州歌舞伎クラブ(兵庫県多可町)の新春公演が2月9日午後1時半から、同町中区中村町のベルディーホールである。演目は「玉藻前旭袂三の切り~道春館の段」で5年前、同クラブの発足20周年を記念して上演した作品。地方芸能をテーマにした講演会も開く。
同クラブは1994年に発足。同区茂利の中コミュニティプラザを拠点に、播州歌舞伎の伝承と普及、後進の育成に取り組む。約20人が所属し、毎週金曜夜に同プラザで練習を続ける。
作品は親子の情を描いた内容で、悪人の使者が人を切る際、ごう慢な態度とは裏腹に、泣きの心情を表すのが見どころという。その使者を切る、采女の助を演じる小野高2年、藤井彬さん=多可町=は「インパクトの大きい重要な役。見ている人を引きつけられるようなりきりたい」と話す。
今回の公演から有料にした。衣装などの修繕費に充てるといい、代表の山根加織さん(38)=加東市=は「(有料化は)初めてで緊張するが、見に来て良かったと思ってもらえる舞台にしたい」と決意を語った。
上演に先立って開く講演会では、義太夫節三味線奏者の鶴沢友球さんが、「地方の伝統芸能・郷土芸能の発展的な継承を考える」と題して語るほか、見どころの紹介や解説もある。
チケットは大人千円、小中学生500円(当日はいずれも200円増)、未就学児無料。午後1時開場で全席自由。定員500人。同クラブ事務局TEL0795・32・2385
(長嶺麻子)
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January 30, 2020 at 03:30AM
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