帆船や機関車 緻密に描く 大分で梶田達二さん作品展 - 読売新聞

　雑誌の挿絵やプラモデルの箱絵などで知られる画家でイラストレーターの梶田達二さん（２０１１年に７５歳で死去）の作品展が、大分市のデパート「トキハ本店」７階画廊で開かれている。４月１日まで。

　梶田さんは名古屋市出身。高度経済成長期に少年雑誌の挿絵画家として活躍し、プラモデルの箱の航空機や艦船を描く「ボックスアート」でも人気を博した。帆船や飛行機、蒸気機関車などの油絵も多く描いている。

　作品展は、４月１６日に始まる「大絵画展」の関連として企画。紺ぺきの海を進む勇壮な帆船や煙をたなびかせて走る蒸気機関車を緻密（ちみつ）に描いた作品が並んでいる。

　トキハの画廊担当、末松秀樹さんは「力強さと写実の美しさを楽しんでほしい」と話している。問い合わせはトキハ本店（０９７・５３８・１１１１）へ。

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March 30, 2020 at 03:00AM
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