安藤さんが生前描いた水彩画が並ぶ会場
大正製薬岡山工場（岡山県勝央町）の元工場長で昨年１０月に亡くなった安藤誉さん＝岡山市出身＝が描いた水彩画の展示会が、坂野記念館（同市北区栢谷）で開かれている。穏やかな田園風景や山並みの絵が来場者の目を引いている。５月３０日まで。
会場には約７０点が並ぶ。総社市の備中国分寺五重塔を白黒とカラーの２パターンで描いているほか、岡山市北区建部町地区の八幡温泉と旭川に架かる橋の風景、集落の先にそびえ立つ那岐山（奈義町）などが飾られている。
安藤さんは１９９２～９７年に岡山工場長を務めた。家族は本人が絵を描いていたことを知らなかったが、約２年前に自宅から大量の作品が見つかり、見事な出来栄えだったことから、兄の源成さん（８１）＝岡山市北区＝が記念館に展示を依頼した。
源成さんは「誉は学生のころから絵を描くのが好きだった。岡山には付き合いのあった人も多いので見てもらいたい」と話している。開館時間は午前９時～午後４時。月曜休館（祝日の場合は翌日）。無料。
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April 20, 2020 at 11:09AM
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田園風景や山並み、水彩画で描く 岡山で安藤誉さん遺作展 - 山陽新聞
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