俳優の玉木宏が、主演する読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『極主夫道』(毎週日曜 後10:30)をこのほどクランクアップさせた。元極道のスーパー専業主夫・龍を演じきった玉木は「もうちょっと軽い気持ちでオファーを受けたのですが、こんなに体力を使う作品になるとは思いませんでした(笑)」と苦笑まじりに達成感をにじませた。
最終日となったこの日、ラストに撮影されたのはアクションシーン。倉庫内に派手な和室風セットが作られ、ワイヤーや火花、炎といった特殊効果も使用。パンチにキック、投げ、締め技が飛び交う本格的な立ち回りとなるが、普段から鍛えている玉木は流れるような動きを見せていく。そんな玉木の相手となるのは、蝶野正洋率いるコワモテ軍団。威圧感たっぷりだが実は風邪のウイルスという設定で、頭には角、おしりにしっぽ、手には「ウイルス」と書かれたプラカードを持つなど、怖さとかわいさのギャップが絶妙な見た目に。
そんなウイルス姿の蝶野に、思わず玉木もニヤリ。記念撮影として並んで楽しそうに2ショットを収めるなど、現場は和やかな雰囲気に包まれていた。4時間弱におよぶ見ごたえたっぷりのシーンを撮影すると、ついにクランクアップの時…。瑠東東一郎監督から花束を渡されると玉木は安堵の表情を浮かべた。
玉木は「みなさんに笑ってもらえる、楽しんでもらえることを目指した作品ですし、現場も笑いの絶えない撮影だったと思います」と万感の思いを込め「瑠東さんはじめ、愛すべき方々と撮影を乗り越えられたことにほっとしていますし、この作品に関わったすべての皆さんに感謝したいです」と3ヶ月の撮影をしめくくった。
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