およそ10億円に上る持続化給付金詐欺事件で、指名手配中だった谷口光弘容疑者（47）がインドネシアで逮捕され、8日午後、入国管理局が谷口容疑者を同席させて記者会見を行いました。
インドネシアの入国管理局は8日午後、会見を行い、谷口容疑者を逮捕したと発表しました。
会見には現地の日本大使館職員も同席しました。
谷口容疑者はマスクを着用していて指定されたオレンジ色の半袖の服を着ていて、うつむき加減で終始無言だったということです。
当局によりますと、谷口容疑者はスマトラ島内で逮捕された後、ジャワ島のジャカルタに移送されて日本時間の午前7時ごろに入管施設に入ったということです。
谷口容疑者はおととし10月、インドネシアに出国して去年4月に日本政府から旅券返納命令が出されていました。
今後、インドネシア当局による司法手続きを経て日本へ送還される予定です。
この事件では、谷口光弘容疑者の元妻ら3人がおととし、嘘の申請をして持続化給付金をだまし取ったとして逮捕されています。
4人は、過去最大規模のおよそ1800件の申請を繰り返し、10億円近くを不正受給していたとみられています。
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