安倍元総理大臣は8日、奈良市で演説をしていた際に背後から銃撃され、搬送先の病院で死亡しました。
警察庁によりますと、当時の安倍元総理の警備については、奈良県警察本部の警備部参事官をトップとする態勢で、奈良県警が警備計画を作成したということです。
一方、現場には奈良県警の警察官のほか、警視庁警護課のSPもいました。
警察庁は具体的な人数などを明らかにしていませんが、警備関係者によりますと、SPについては1人が専属で配置され、奈良県警の私服の警察官なども含めると合わせて数十人の態勢だったということです。
現場では周囲を360度警戒し、元総理の後ろ側にも警察官が配置されていたということです。
しかし今回、元総理への銃撃を防ぐことはできませんでした。
沿道にいた人が当時撮影した動画では、容疑者が元総理の斜め後ろからゆっくりと歩いて近づく姿が写っていますが、銃声が鳴るまで警察官が制止する様子は確認できません。
一方、警備関係者は、選挙の遊説では多くの有権者が集まるうえ、候補者などが有権者となるべく触れ合おうとするため、警備が難しい面があるとしています。
今回の事態を受けて、警察庁は警備態勢が十分だったかどうかなど、当時の対応について検証することにしています。
また、全国の警察に対し、要人の警備をさらに強化するよう指示しました。
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