東京都は16日、千葉県の新型コロナウイルスの新規感染者の一部が7月下旬以降、都内の新規感染者数に計上されていたと明らかにした。累計で約1万8000人に上る。自主検査結果の画像から陽性と診断する同県の「陽性者登録センター」の委託先が都内にあり、この委託先の医療機関が都内の保健所に発生届を提出していたためという。
感染症法は、指定感染症の発生届について医療機関が最寄りの保健所に提出するよう定めている。都によると、都内の新規感染者に占める千葉県民の割合が最近不自然に多かったことから、発生届を精査して経緯が判明した。
期間は7月23日~8月16日で、千葉県の1万7946人分と、独自に登録センターを設けている同県野田市の86人分が都の新規感染者として計上されていたという。このうち8月15日は東京都の新規感染者2万3135人の1割超にあたる2783人が千葉県と野田市のセンター分だった。千葉県の数字には含まれておらず、二重計上はなかった。
都は17日以降、千葉県内のセンターによる判明分は内数として別途発表する。都の担当者は「千葉県からは事前に連絡や相談がなく、こういう事態になり戸惑っている」と話した。千葉県の担当者は16日、都側に「申し訳ない」と陳謝したという。【伊藤直孝】
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