青森県は30日、県内で新たに1132人の新型コロナウイルス感染を確認し、1人が死亡したと発表した。「みなし陽性」133人も含む感染者数は1265人。入院者数は新型コロナ病床・一般病床合わせて469人で、前日から6人減った。県内の病床使用率も99.4%となり、100%を割り込んだ。
入院患者のうち、県が確保しているコロナ病床(472床)への入院は318人で、実質的な使用率は67.4%。151人が一般病床で療養している。2次保健医療圏別では、下北圏域が200%台(実質使用率50%台)。上十三圏域160%台(同90%台)と津軽圏域も150%台(同70%台)で、一般病床の入院患者を含めた病床使用率が100%を超えている。
検査で陽性が判明した1132人のうち、むつ保健所管内は過去最多の117人。ほかに青森市353人、弘前保健所管内222人、五所川原保健所管内179人、八戸市120人、上十三保健所管内81人、三戸地方保健所管内36人、東地方保健所管内23人、県外1人。980人の感染経路が分かっていない。
死亡したのは弘前保健所管内の60代女性で、入院療養中のところ、新型コロナが原因で亡くなった。県内の感染者の死亡は、みなし陽性だった2人も含めて累計211人となった。
新たなクラスター(感染者集団)は4件発生した。青森市では医療機関の患者・職員ら40~80代以上の男女46人が感染してクラスターに。関連も含めた感染者数は47人。複数の病棟にまたがって感染が広がり、医療機関全体で新規入院と外来診療を制限している。
八戸市のクラスターも医療機関で発生した。一つの病棟で20~80代以上男女8人、関連含め10人が感染。この病棟の新規入院を当面の間停止する。
五所川原保健所管内の新規クラスターは2件とも入所型高齢者施設。1件は20~80代以上男女8人、もう1件は40~80代以上女性7人の感染が判明した。
県はこのほか、29日までの感染者2人の公表を取り下げた。県内の感染者数の累計は13万4175人となった。
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