福島 二本松 3人大けがの工場火災 現場検証行い原因など調査 - nhk.or.jp

今月10日、福島県二本松市の工場で、爆発音のあとに建物が炎上するなどして従業員3人が大けがをした火災で、警察と消防は14日、工場で現場検証を行い、爆発が起きた当時の状況や原因を調べています。

今月10日の午後3時前、二本松市高平のガスライターやカセットボンベなどの製造を行う「東北東海」の工場で、爆発音のあとに建物が炎上し、10時間以上燃え続けたあと消し止められました。

この火災で、30代から40代の従業員の男性3人が病院に搬送され、全身にやけどを負う大けがをしました。

警察と消防は当時の状況などを調べるため、14日午前10時すぎからおよそ40人態勢で現場検証を行い、工場内や周辺に散らばっている破片などを調べたり、高所作業車を使って建物の2階部分や上空から焼け跡をカメラで撮影したりしていました。

二本松市によりますと、この工場は市が誘致して昭和56年から稼働し、現在は40人余りが働いているということです。

警察と消防は工場の関係者からも話を聞くなどして、爆発が起きた当時の作業の状況や、火が出た原因を詳しく調べることにしています。

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