大阪府吹田市で2019年、交番勤務中の警察官が包丁で刺され、拳銃を奪われた事件で強盗殺人未遂罪などに問われ、2審・大阪高裁で心神喪失状態だったとして逆転無罪判決を受けた無職の男性被告(36)について、大阪高検は上告期限の3日、上告を断念すると発表した。無罪が確定する。
高検の小弓場文彦・次席検事は「判決内容を十分検討したが、適法な上告理由までは見いだしがたい」とコメントした。
公判の争点は刑事責任能力の有無で、21年8月の1審・大阪地裁の裁判員裁判は、限定的ながら認められるとして懲役12年の有罪とした。これに対し、先月20日の2審判決は、「犯行当時、被告は重い統合失調症に支配され、心神喪失の状態だった」として責任能力を認めなかった。
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