東京電力は2日、福島第1原発処理水の3回目の放出を開始した。処理水に含まれる放射性物質トリチウム濃度は1リットル当たり55~77ベクレルで、国が認可した計画の同1500ベクレルを大幅に下回った。過去2回と同じ約7800トンを放出する。20日に完了する見通し。
3回目の放出後も原発周辺の海域で行っているモニタリング(監視)は継続する。東電によると、2日午前10時20分すぎに処理水を送り出すポンプを起動。海底トンネルを通じて約1キロ沖合に流した。
処理水の保管量は10月26日現在、約133万トンでタンク容量の97%に相当。海洋放出は8月に始まり、今年度は4回に分けて計約3万1200トンを放出する計画。これまでに周辺の海水や魚類などからトリチウム濃度の異常値は確認されていない。
一方、先月27日まで同原発に調査団を派遣した国際原子力機関(IAEA)は「技術的な懸念がなく、放出が計画通りに進んでいることを確認した」とする検証結果を発表した。
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