能登半島地震で大きな被害が出た石川県輪島市では、住宅の片づけなどが思うように進まず、被災した人たちからは、ボランティアの協力を望む声が聞かれます。
今も市内のほぼ全域で断水が続く輪島市では、道路状況が悪くインフラも復旧していないため、市外からのボランティアを受け入れていません。
輪島市河井町に住む65歳の夫と55歳の妻の夫婦は、1月1日の地震で津波の危険があるということで、一度は自宅を離れましたが、翌日の2日には自宅に戻りました。
1階は2人で片づけたということですが、2階の妻の寝室は、壁がはがれ落ち、書斎は大人の背丈ぐらいある棚が折り重なるように倒れて、書類や本が散乱したままになっています。
2人だけでは思うように片づけが進まず、妻は寝室ではなく、1階の居間で寝る生活が続いてます。
夫は「2人では運び出すことができないものが多く、散らかっているのを見ると、地震のことがフラッシュバックして落ち着きません。前に進むためにも、ボランティアと一緒に片づけをしたいです」と話していました。
また、妻は「自分たちのほかにも、このあたりにはもっと大きな被害を受けて、片づけに困っている人がたくさんいるので、ボランティアが来てくれたら、ありがたいです」と、ボランティアが来ることを望んでいました。
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