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改修開始前に「小高駅舎」未来描く 活用法巡りワークショップ - 福島民友

 JR東日本は来春、南相馬市小高区のJR小高駅の駅舎の改修を始める。工事開始を前に同駅舎の活用について話し合うワークショップが8日、同市小高区の浮舟文化会館で開かれ、駅舎の新しい活用法のアイデアを出し合った。

 ワークショップはJR東日本、起業家支援の一般社団法人ネクストコモンズラボ(NCL)などの共催。JR常磐線は来年3月までの全線開通を予定している。小高区と首都圏が再び鉄道で結ばれることから、小高区に人を呼び込むための魅力ある駅舎づくりにつなげようと企画した。

 小高区の住民のほか、JR東日本やNCLなどから約40人が参加し、「未来の小高駅を考えよう」をテーマに6班のグループに分かれて意見を出し合った。

 2部構成で開催。1部の「地域資源の棚卸し」では相馬野馬追など地元の魅力を付せんに書き出し、模造紙にたくさん張った。2部の「南相馬と小高駅の未来を描く」では、人々でにぎわう5~10年後の駅舎を想像しながら、班ごとに新駅舎や周辺地域のイメージ図を模造紙に描いた。

 発表会では、馬を駅長とした「日本初のホーステーション」や「演劇や音楽が楽しめる駅」など斬新なアイデアが披露された。

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December 10, 2019 at 07:58AM
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