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【旧統一教会】30年前話題の“テッシー”勅使河原氏が3度目記者会見に…[2022/09/22 18:55] - テレビ朝日

 旧統一教会が22日、安倍元総理の銃撃事件後、3度目となる記者会見を行いました。会場でメディアの質問に応じたのは、かつて合同結婚式に参加したことで話題となった人物でした。

 これまで会見に対応していた田中会長の姿は見えません。代わりに登壇したのは30年前、世の話題をさらった人物でした。

 旧統一教会教会改革推進本部・勅使河原秀行本部長:「世界平和統一家庭連合で教会改革推進本部を担当することになりました。勅使河原と申します」

 旧統一教会が新たに設置するとした「教会改革推進本部」。その本部長に就任したのが勅使河原秀行氏。

 今から30年前の勅使河原氏が参加した合同結婚式の映像。当時、入信していた元新体操選手の婚約相手・“テッシー”として一躍注目を集めました。

 あれから30年。謝罪から始めた勅使河原氏。時折、怒気を含んで報道への抗議も行います。

 旧統一教会教会改革推進本部・勅使河原秀行本部長:「霊感商法は1件もないはず、2009年以降は。被害を引き続き継続して出している印象を与えるような記事は誠に遺憾。収奪だとか貢がせるとか、あたかも犯罪組織がだまし取っているような印象は誠に正直、腹立たしい内容であります」

 大きく変えると主張したのが、コンプライアンスの徹底です。

 旧統一教会教会改革推進本部・勅使河原秀行本部長:「献金により通常の社会生活を(家族含む)困難にするような程度、献金のために借金するなどのことであることを明示し、献金が信者の生活を圧迫することが決してないよう指導を徹底する」

 方針に反した職員は厳正に処分するとしました。

 また、政治家が教会とは関係を断つとしたことについては不満をあらわにしました。

 旧統一教会教会改革推進本部・勅使河原秀行本部長:「誠に残念なこと。霊感商法が今でも行われているかのような報道、それを主導していると思える、左翼弁護士の人々の影響が多分に日本国民の皆様をミスリードしているのが私の意見」

 弁護士が声を荒げる場面もありました。

 福本修也弁護士:「(Q.なぜ7/8(安倍元総理銃撃)のことが起きた?)あの事件(容疑者)の母が献金されたのは1990年代です。90年代です。はるか以前の問題です。(質問)切って下さい」

 果たして、教会は変わるのでしょうか。

 ジャーナリスト・鈴木エイト氏:「勅使河原さんが本当に実権を持っているとすれば、教団の教会長であるとか、韓国人幹部まで処分できるのであれば改革はできると思います。今後そういうふうに進むのか見ていこうと思います。きょうの会見内容からすると、信者が自主的にやっていた会社っていう言い方。勅使河原さんも教団の実態を外部に公表するつもりはないんだなと思いました」

 国対ヒアリングに出席した二世信者は、こう話します。

 両親が旧統一教会の元信者:「高額献金について、教団は『それは過去にあったこと』『末端の信者が勝手にしたこと』と責任逃れする公式見解を述べている。現在も高額献金の要請は行われ、今後なくなることはない」

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