そのうえで「北朝鮮は、きょう午後5時21分ごろ、ピョンヤン近郊から1発のICBM=大陸間弾道ミサイル級のミサイルを東方向に向けて発射した。詳細は現在分析中だが、発射された弾道ミサイルはおよそ66分飛しょうし、午後6時27分ごろ、北海道の渡島大島の西方およそ200キロの日本海、わが国の排他的経済水域内に落下したものと推定される。飛しょう距離はおよそ900キロ、また最高高度はおよそ5700キロ程度と推定される」と述べました。
また「政府は付近を航行する航空機や船舶、関係機関への情報提供を行い、現時点で、被害報告などの情報は確認されていない」と述べました。
「岸田総理大臣には直ちに報告を行い、迅速・的確な情報提供や安全確認などの指示があった。また北朝鮮情勢に関する官邸対策室において情報を集約するとともに、緊急参集チームを招集し協議を行った」と述べました。
そのうえで「このような弾道ミサイルの発射は、関連する国連の安保理決議に違反するものであり、北朝鮮に対して厳重に抗議をした」と述べました。
「NSC=国家安全保障会議の4大臣会合を開催し、ミサイル発射情報を集約してさらなる事実関係を確認し、分析を行った」と述べました。
「情報収集や警戒監視にあたるとともに、国民の安全・安心の確保に万全を期すことを改めて確認し外交安全保障政策に関する今後の対応方針について議論した」と述べました。そのうえで「G7=主要7か国の外相会合や国連安保理の場を含め、アメリカや韓国をはじめ国際社会と緊密に連携して対応するとともに、国民の生命や財産を守り抜くため引き続き情報の収集・分析や警戒監視に全力を挙げていく」と述べました。
「破壊措置は実施しておらず、現時点で被害の報告は受けていない。今後もミサイルの発射や核実験の実施など、さらなる挑発行為に出てくる可能性がある。引き続き、アメリカや韓国などとも緊密に連携しながら、必要な情報の収集・分析および警戒監視に全力を挙げていく」と述べました。
一方、ミサイルが発射されたあと、岸田総理大臣が先日受けた慢性副鼻くう炎の手術の経過観察などのため、東京・品川区の診療所を訪れたことについて「必要な総理大臣官邸内での動きは続けられており、問題ないと認識している」と述べました。
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