2日午前10時半ごろ、埼玉県久喜市の「なずなの森保育園」の保育士から「（園内の）遊具のロープが園児の首にまきつき、意識がない」と119番通報があった。同園に通う3歳の男児が救急搬送されたが、意識不明という。
県警によると、園庭には土でできた山の上にウッドデッキが置かれており、デッキに登り降りするためのロープが男児の首に巻き付いたとみられる。園側は県警に、別の園児が発見して保育士に伝えた、と説明しているという。事故当時は34人の園児が園庭で遊んでおり、6人の保育士が付き添っていた。
県警は業務上過失致傷の疑いも視野に、園による遊具の管理や、子どもの見守り、男児への救命措置に問題がなかったかも調べる。
同園は朝日新聞の取材に「事故を起こしてしまって申し訳ありません」とコメントした。
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