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ペドロ・アルモドバル監督最新作、自らを素材に描く『ペイン・アンド・グローリー』公開 - cinemacafe.net

第92回アカデミー賞で主演男優賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートした、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督待望の最新作『Pain and Glory』(英題)が邦題を『ペイン・アンド・グローリー』として公開決定。併せて、特報映像が解禁となった。

■ストーリー


脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなった世界的映画監督サルバドールは、心身ともに疲れ、引退同然の生活を余儀なくされていた。そんな中、昔の自分をよく回想するようになる。子ども時代と母親、その頃移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局。その痛みはいまも消えることなく残っていた。

そんな時、32年前に撮った作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が心を閉ざしていた彼を過去へと翻らせる。そして記憶のたどり着いた先には…。

■スペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督待望の新作!


監督を務めたのは、ペドロ・アルモドバル。自身のキャリアにおける葛藤も含め自伝的なところも描かれている本作は、米映画評論サイトRotten Tomatoesで満足度97%を記録。海外誌では「巨匠監督の心の奥が初めてむき出しにされた作品だ」「このキャリアの晩年の勝利―『ボルベール<帰郷>』あるいは『トゥーク・トゥ・ハー』以来のアルモドバルの最高傑作」などと評されている。

主演を務めたのは、『デスペラード』『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のアントニオ・バンデラス。本作では映画監督役を演じ、キャリア最高の演技と称され、いままでにない繊細な演技で新境地を開拓している。

アントニオ・バンデラス-(C)Getty Imagesアントニオ・バンデラス
共演には、『誰もがそれを知っている』『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルス。本作では、スペインの日差しの下で献身的に息子を育て、家族を明るく支える母親役を演じている。

ペネロペ・クルス-(C)Getty Imagesペネロペ・クルス
今回解禁された特報映像は、母親から「お前はいい息子じゃなかった」と伝えられ、「そんな…」と心外な表情を浮かべるバンデラス演じるサルバドールの姿を捉えた場面から始まる。


映像には、巨匠アルモドバルの赤や原色を基調とする色彩美やインテリア、スペインの美しい風景が映し出され、思わず目を奪われる。

また、彼自身を重ね合わせたかのような主人公を、デビュー当時から長年タッグを組み、作品の方向性の違いから暫く距離を置いていた時期もあったが、今回は特別な信頼を置くアントニオがどのように演じるのかにも期待が高まる映像に仕上がっている。


『ペイン・アンド・グローリー』は初夏、TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。

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January 17, 2020 at 04:00PM
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