北海道利尻町がふるさと納税の返礼品としていた同町産のウニにロシア産などを混ぜていたとして、道警は5日、厚岸町若竹1、水産加工会社社員、上田敏樹容疑者(62)を食品表示法違反容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、厚岸町で水産加工会社「カネマス上田商店」を経営していた2022年1月下旬~2月下旬、利尻町から返礼品として受注した「利尻産蝦夷ばふんうに」11パックを製造する際、ロシアなど他国産のウニを混ぜてあるにもかかわらず「北海道利尻産」と表示し、産地を偽装したとしている。上田容疑者は今は経営を退いており、「間違いありません」と容疑を認めているという。
カネマスは利尻町内に工場があり、21年末から町に返礼品が来ないという苦情が寄せられたほか、返礼品を受け取った寄付者から「にがい」「色が汚い」などと品質に関する指摘が相次いだ。町が調べたところ、偽装が判明。上田容疑者は町に「(利尻産が)在庫不足になっていた」などと説明したという。
町によると、21年度のふるさと納税額は約5億6000万円。新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり需要」も相まってカネマスのウニの取り扱いは20年度の約3000件が21年度は約1万2000件に増えていた。【金将来、米山淳】
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